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■地震予知情報公開第3号
2002年01月13日現在

最近の地震は、前兆現象の現れ方が変わってきていることがデータ上に現れるようになってきている。
1.しかも、深発性導管地震の発生が数多く観られるようになってきている。
【例1】
2000年6月10日  am8:31
震源  東海沖  深さ528km  マグニチュード6.5
北緯  30°2   東経  138°1                
震源迄の直線距離  新島・神津島・三宅島など~約800km
新潟県南西部~震源までの直線距離は約1200km
この地震の影響は、三宅島・新島・神津島などの火山性地震と相関性があったものと考えられた。その因果関係は、現在も三宅島の火山ガス(亜硫酸ガスなど)の噴出が続づいていることでも確認できる。

そして、この火山活動は数年~4・5年におよぶものと考えられる。なぜなら、地層深層部での応力の動きが大きくなり地層歪みの膨張、收縮運動が活発化している様子が、スッポンのデータで推測できるようになってきている。初期の噴火活動は、応力歪みが解放される迄の間、現状被害程度で終息するものと思えた、しかし現在は中期噴火活動へ移行したものと観られる、最終段階に至って大被害の発生する噴火へと繋がらなければ良いと考えている。しかし、そういう期待観を持つほど現実は甘くはないであろう。

【例2】 
2001年11月12日 am3:12
震源  東海道沖  深さ382km  マグニチード5.7
北緯  33°2   東経   137°3
この地震の特徴は、震源が紀州半島南東沖約350km付近で発生した、にも拘らず、地震の発生は福島県小名浜付近で震度2、茨城県などで震度1であった。地震動のあった地域と、震源までの直線距離約700~800kmである。これがいわゆる、導管性深発地震である。
導管地震については、1990年12月7日岩手大学で開かれた「安全工学研究発表会」で次のように筆者は発表し述べている。

岩手大学での研究発表中の筆者

東京直下型地震の予知の作戦本部は、政府では科学技術庁(現文部科学省)である。
高感度地震計などをセンサーとして、深井戸観測のネットワークを持っている。これだけで予知は不可能視されている。

東京直下型の震源及び震源域はスッポンのデータでは、東海道ハルカ沖か紀伊半島沖で深さ約400km付近に発生する地震が起因であることが判明してきた。
地震波の伝わり方が敷設されたパイプの内部を音波が伝わる速さに似ているので、導管性深発地震と名付けている。この地震のエネルギーが東京周辺(東京・小名浜・宇都宮・秩父・館山付近)に到着する途中、断層などの地圧抵抗によるエネルギーロスは、総エネルギー量の約18%程度であろういうのが、今までの経験則に基づく結論である。

【例3】
2001年11月2日 pm22:02
震源   岩手県南部   深さ130km  マグニチュード6・3
Max震度5クラス  地震による被害なし
この地震の約10日前に、この地震の予知情報をインターネット上で公開するかどうか?仲間で議論を行った。
発生が予知された地震は、マグニチュード5クラス+5%の上限で誤差範囲内と考えられた。最大マグニチード6.3、深さ100km付近。被害の無い地震で終わるとの確信をもてた。したがって、公開の必要なしとの結論となった。このようにたまには、的確に、しかも正確に地震予知をすることもある。

2.スッポンのデータ分析(2002年1月13日現在)の地震予知・予測は次の通りです。

(A) 前に述べているように、最近は深発性導管地震が多くなり。データとのにら睨み合いの時間が多くなってきている。2001年12月中頃より顕著に、新潟県内で   飼育しているスッポンに、比較的大きい異常行動が現れるようになってきた。

(B) 中心となる地震の震源は、今のところ東海沖・深さ約500km、北緯30.2°・東経138.1°付近。この地震は複数から成り立っているようであり、2度目の地震の方が本震であろう。D-3項目で分析している。

(C) この地震による影響は近畿・愛知・静岡県中西部・東部地域などではMax震度5クラス程度でないだろうかと予想している。なぜなら、震源よりの距離が約850kmもある。遠距離型地震と考えられるからである。

(D) 注目しているのはこの東海沖地震が、起爆剤となり次々と地震の発生があると、データは暗示していることであろう。地震の発生順序は、以下データ通りに述べる。

1.東海沖の震源は、御前崎付近より約850kmの推定直線距離である。マグニチュード7.7±6%は誤差許容とする。

2.そして、1~数日以内に福島県沖マグニチュード6.7±6%が誤差範囲、この地震の特徴は、深発性地震が原因で福島県沖に地震動が起きるという、深発性導管地震であろうと観ている。

3.そして間もなく第2回目の東海沖地震(遠距離型)となるであろう。マグニチュード7.8±6%が誤差範囲、N30.2°E138.1°付近、深さ500km付近であろう。

4.新潟県新井市付近より方向、202°~212°震源域グループの存在を意識せざるを得なくなっている。東南海地震であろうと考えられる。マグニチュード7.9±5%は誤差の許容範囲とご理解頂きたい。深さ約20~30km付近であろうと予測される。

5.多くの被害が予想されるので、地震発生の期日は、時の予知連会長がリーダシップを果たすのが最善の策であろうと思考している。
幸いにして、わが国は法治国家である。大規模地震対策特別措置法もあることであり、対応は十分果たしうると確信している。いずれにしても、本震までには未だ時間があると考えている人が多い。あらゆる、実データを収録することの一部分を担うことで、国の安全に寄与できるなら、それが我々の本望である。

6.これ以外でも何箇所か地震の発生は、予知・予測はしているが。各位の関心が薄いので今回は割愛する。

(E) 南関東・伊豆諸島については特に、注視しながら関心を強めている。

(F) 従来は、「スッポン」のデータ分析に基づいて情報公開日を予定して公開していた。しかし、地震発生のメカニズムに変化が見られるようになってきている。
そこで、データは自信と確信の持てたもののみを、その都度公開することにした。今回のデータ公開が遅れたことを謝す。

以上

2002年01月06日
佐々木 勝朗
               

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